ALCHERA-片翼の召喚士- 特別小咄:ベルトルドの桃色天国

自分の誕生日を自分で祝う企画第一弾、タイトルそのまんま(笑) 御大のイケナイ思考回路の初披露です(・ω・)☆ 普段こんな脳内メーカーになってます。

自分では物凄く短く書けています。てゆーか、こんなものを長々書いてられません(笑)

桃色天国な文章表現が一部ババーンと載っているので、そういうのは苦手、嫌い、下品、て思う人は――御大の思考回路だもの――スルーしてください。本編とは何ら関係ないので読まなくて大丈夫(・∀・)

時系列的にはモナルダ大陸戦争前です。ただ、キュッリッキさんとリュリュたんが顔見知りになっているからパラレルでおkです!w

まえがきでバラしてしまうと(あとがきしないから)、キュッリッキさんは「寝るのを我慢しなくていいんだよ」と言いたかったんです。

ちなみにこれは、なろうさんへは投稿しません(笑)




ALCHERA-片翼の召喚士-
特別小咄:ベルトルドの桃色天国



 戦争が近いためベルトルドは毎日仕事に忙殺されていた。起きて出仕してから寝る直前まで仕事がついてまわり、今もベッドに入ってまで書類の山に目を通している有様だ。

 キュッリッキの大怪我も快方に向かい、今では身体もだいぶ自由に動かせるまで元気になっている。精神的にも落ち着いてきて、夜中に夢を見て荒れることもなくなってきた。もう一緒に添い寝する必要もないのだが、ベルトルドもアルカネットもキュッリッキと少しでも一緒にいたくて毎日部屋に押しかけて川の字になって寝ていた。

 今日はアルカネットが残業のためいまだに帰宅せずいるので、キュッリッキと二人きりで甘い夜を過ごせると気合が入っていたベルトルドだが、帰り際にリュリュから押し付けられた書類に全部目を通さねばならず、寝間着に着替えてベッドに入ると、どっさりある書類に片っ端から取り組んでいた。

 寝るにはまだ若干早い時間だったが、同じく可愛らしい寝間着――ベルトルドが選んだ微妙に肌の透ける素材で作られた甘ったるいデザインのベビードール――に着替えていたキュッリッキもベッドに入り、寝転がりながらベルトルドをじっと見つめていた。

 ベルトルドが仕事をしているので、邪魔をしないように話しかけずにじっと黙っている。そんなキュッリッキの心遣いも嬉しかったが、ベルトルド自身書類が多すぎて会話をしてやる余裕がない。一刻も早く書類の山を片付けて、キュッリッキを抱きしめながら眠りたいのだ。

 書類も後10枚ほどになり、やっと終わる。そう思ったとき、突き刺さるようにじっと見つめてくるキュッリッキの視線が妙に気になった。

 愛くるしい目でじっとベルトルドを見ている。

 その美しくも可愛らしい顔をにこりともさせず、真剣な表情でベルトルドを見つめているのだ。

 最近忙しすぎてあまり会話をしていない。きっと話したいことが山ほどあるのだろう。それでもじっと我慢していると思うと、その心遣いがいじらしくてたまらない。

 早く終わらせて話をしてやらなくては。いっそう気合を入れて書類に取り組んでいると、

「我慢しなくていいんだよ」

 そう、キュッリッキが真顔で言った。

 ベルトルドはハッとして顔を上げると、次いでキュッリッキを見た。

 じっと真剣な眼差しをベルトルドに向け、同じように真剣な表情をしている。

 ――我慢しなくてもいい……

 心に響くその言葉、ふつふつと堪えていたものが、ベルトルドの心に湧き上がってきた。

 そう、我慢していた。

 ずっと、ずっと、我慢しまくっていた。

 精一杯の自制心と剛鉄の意思を総動員して我慢していた!

 それを、この愛しい少女自ら我慢しなくていいと言っている――

 ベルトルドの頭は瞬時に桃色世界にぶっ飛んだ。そして脳内は激しく光速で演算を開始していた。

 どんな風にこの少女を可愛がり、愛し、悦ばせよう。

 抑え込んでいた思いが溢れてきて噴き出しそうだ。

 まだ男を知らないウブな娘だ。欲望の限りいきなり荒々しくガッついては逆に怖がらせトラウマを残してしまう。

 それではダメだ。

 ――俺に抱かれたことを悦び、毎晩のように俺を求め、俺を想って濡れるまでに、俺の良さをその身体の隅々まで覚え込ませなくてはならん!!

 書類をグッと握り締めたまま、だんだんベルトルドは興奮してきた。

 ――まずは優しく見つめ合いながら濃厚なキスから教え、頭の芯が痺れ真っ白になるくらいに舌を絡めあい、唇を離すのを惜しむくらいに貪り合う。息苦しさを覚えながらも止められないほどに激しく!! そしてその薄い寝間着をそっと脱がせながら耳たぶを吸い、うなじや喉を緩急つけて愛撫し、やがてその秘めたるペッタンコの双子山を優しくもみもみする。俺の愛撫に感じて膨らんでくる双子山を更に優しく攻め立てる。ピンク色の乳首は舌先で刺激しながら舐め回し、音を立てて吸い尽くすのだ!

 華奢な身体を艶かしくくねらせ、悦びを全身にあふれさせ、ベルトルドを求めて乱れ喘ぐだろうその姿を想像するとより興奮する。

 白い肌は羞恥に染まり、押し殺したような声は甘えるようにすすり泣き、うわ言のようにベルトルドの名を狂おしく何度も呟く。きっとそのあられもない姿はベルトルドの滾る獣欲をより煽るのだろう。

 脳内シミュレーションを実行しながら、暴れん棒が反応してくるのを感じつつ、まだソレをキュッリッキに悟られないように片足を上げて誤魔化す。

 ――脇の下や腕、手にも指先一つ一つにも舌を這わせつつ、恥ずかしさにじっと閉じる太ももを開かせ楽園の茂みをかき分けて――

「桃色の花園を蜜が溢れるまで愛撫する」

「そうそう」

「あ、リュリュさんだ」

「………」

「………」

 途端、ベルトルドの暴れん棒が急降下、その顔がサーッと青ざめていく。

「老人福祉介護法案に関する書類を見ながら、一体どこからそんな桃色天国な妄想が侵入してくるのかしらん?」

 キュッリッキは不思議そうに首をかしげているが、ベルトルドは気まずさマックスの表情でリュリュのほうへ顔を向ける。

「…………なんで、お前がここにいるの」

「あーたの見ているその書類を引取りに来たのよ。明日の会議で必要だからまとめようと思ってね」

 垂れ目を眇めながら、その瞳には軽蔑がありありと浮かんでベルトルドをひたと見据えている。こういう表情をしているときのリュリュは怖い。

「リッキーさんと二人きりにしておくと、とんでもなく危険な思考回路で本当に困りますね」

 リュリュの背後からアルカネットが底冷えする声を出しながら姿を見せる。

「お、お前が言うな!!」

 握り拳を作ってベルトルドは抗議する。しかしアルカネットはしれっとスルーした。

「さて、ベル? お仕事の方は終わったのかしら?」

 リュリュの目が、真っ直ぐベルトルドの股間を見ている。すでに暴れん棒は萎れてやる気ゼロだ。何を考えているかだいたい想像のつく顔で、いやらしく上唇をねっとりと舐めた。

「さあリッキーさん、少しお茶のお相手をしてくださいね」

 ベッドの上にちょこんと座っているキュッリッキを素早く抱き上げて、アルカネットは速やかに部屋を出て行ってしまった。

 そのアルカネットの去りゆく後ろ姿を泣きそうな顔で見送りながら、ベルトルドはじりじりとベッドの中心へと下がる。

「可哀想なベル。アタシがたぁ~~~っぷりアナタの性欲の限りをこの口で吸い出してあ・げ・る」

「い、いや……」

「遠慮なんかしないで沢山出してチョーダイ」

 にっこりと輝く笑顔で言われて、ベルトルドはふるふると首を振ると、ベッドの上に立ち上がって一目散に逃げようとした。

「このアタシから逃げられると思わないことね!!」

 言うないなや、リュリュは素早くベルトルドに飛びついてベッドに抑え込んでしまった。

 馬乗り体勢でベルトルドを見おろし、ペロリと舌なめずりすると、

「いっただっきま~す」

「いやああああああああああああああっ」

 ベルトルドの悲痛な大絶叫が夏の暑苦しい夜空の下、屋敷中に轟渡っていった。

 
特別小咄:ベルトルドの桃色天国 終わり


目次へ戻る

関連記事
オリジナルファンタジー小説

Comments 3

サクラ

お仕事中も、元気ですね(*´∇`*)
色んな意味でw

にやにやしながら、読んでしまいました♪

2015-02-26 (Thu) 21:05 | EDIT | REPLY |   

ユズキ

Re: タイトルなし

サクラさんこんばんわ(゚∀゚)

むふふふふw 妄想のおかずが隣に寝転がってますしね、桃色妄想膨らみ放題です(笑)
仕事以上に光速演算している御大なので、心身ともに性方面元気いっぱいです☆

あれ以上書くとさすがにヤバイので自制しました|д゚)w

2015-02-27 (Fri) 01:31 | EDIT | REPLY |   

ユズキ

涼音さんこんばんわ(゚∀゚)

アイリス恋愛ファンタジー大賞の件、あとでメッセ送りまっすw

御大はどんな仕事をしていようと、オノレの欲望丸出し妄想全速力なので(笑) 長い付き合いのリュリュたんにはお見通しなのですw

エロ自己主張するキャラって、書いてて楽しいですよねw 健全(?)だし健康(?)だし、エロイだけじゃなく他もバッチリだから気持ち悪くないのが御大です☆

本編が終了したら、御大、リュリュたん、アルカネットの学生時代とか書きたいなー。そしたらなろうさんじゃなくムーンさんのほうなのかなあ?w そっちだとR指定載せても大丈夫そうだし?w

2015-03-01 (Sun) 17:30 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply